
武藤 裕樹
武藤裕樹は、食のプロデューサー/コンサルタントとして国内外で幅広く活動していました。
1980年代後半にニューヨークで暮らし、アメリカをはじめ世界各国の食文化を探求しました。帰国後は、
日本初の本格的ベーグル教室「Bread on Bread」を企画・運営し、約5年間で延べ4,800名以上が受講。そのレシピ本はベストセラーとなり、日本におけるベーグルブームの火付け役となりました。
2003年にはナムコ株式会社の依頼により、自由が丘に日本初のポップオーバー専門店「SPOON BREAD」をオープン。10年間にわたりメディアで多数取り上げられ、食のコンテストでも高い評価を受けました。その後もフランスのチーズブランドSAVENCIA FROMAGE & DAIRY社とのイベント、日本マクドナルドやジョナサンの商品開発、日本茶スイーツや洋菓子コンテストへの参加など、食にまつわる多彩な企画を展開しました。
さらに、経済産業省クールジャパン機構やフジテレビ「料理の鉄人」と連携し、ジャカルタでの日本食プロモーションに参加。鉄人・坂井シェフとのコラボレシピを担当しました。加えて、ベトナム国営企業への商品提案、音楽レーベルとのコラボスイーツ制作、国内外アーティストとのライブイベントなど、食・文化・デザインを横断するプロジェクトも数多く実現し、食の魅力を多角的に発信し続けていました。
これまでの経験を基盤に、現在はBon.Saiのプロデューサーとして、企画やブランドプランニング、運営全般を担っています。

朝倉 久
朝倉久は、50年にわたりメスカルやテキーラの普及に尽力してきた、日本における第一人者です。
1976年、メキシコ第2の都市グアダラハラに滞在した際、メスカルやテキーラ、数々のメキシコ料理と出会い、その後の人生を大きく方向づけられました。1979年に再びグアダラハラを訪れ、日本帰国後も両国を往来しながら紹介・普及に努め、日本におけるメスカル文化を切り拓いてきました。
50年にわたり築き上げたメキシコのネットワークを活かし、メスカル・エキスパートとして普及活動を展開。CRM(世界で6人のひとり)グローバルメスカルアンバサダーを経て、2023年には日本初のCOMERCAMオフィシャル・メスカルアンバサダーに就任しました。
現在は、珠玉のメキシカンスピリッツを集めた【DORADO13】のスピリッツ・キュレーターとしても活動し、メキシコと日本をつなぐ架け橋として、多角的にスピリッツの魅力を発信し続けています。

長谷川 裕幸
長谷川裕幸は、独自の感性を持つ食のクリエーターです。
新潟出身で、かつては音楽事務所に所属し、新潟と東京を拠点に音楽活動を行っていました。
その後、アメリカへの旅をきっかけにパンの道へ進むことを決意。ユニークな発想と表現力を活かし、ベーカリーの世界で独自のキャリアを築いてきました。
現在は、アーティザンベーカリーの技術をさらに深めるため、発酵の研究にも力を注いでいます。
主な経歴
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2011年~ LA SAISON(渋谷)
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2017年~ BAKE BREAD(新宿)立ち上げから5年間、店長として勤務
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2022年~ PARKLET BAKERY(日本橋)
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2023年~ 2025年 SAWAMURA(軽井沢)

武藤 ケイ
韓国生まれ。料理研究家/クリエイティブディレクターとして、食・文化・デザインの領域を横断し活動を続けています。
2008年から2013年にかけて、東京・自由が丘にある日本初のポップオーバーカフェ&レストラン「スプーンブレッド」の経営に参画。日本各地の農産物を活かしたメニュー開発や、メキシコ・ブラジルの食材を取り入れたイベントの企画・レシピ開発を手がけました。
2013年にスプーンブレッドの10年契約が終了した後は、料理研究家としてレシピ開発や執筆を中心に活動を継続。また、日韓の食文化交流のコーディネーターとしても幅広く活動しています。
主な実績
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「スプーンブレッド」にてブラジル大使館と連携、メキシコの食文化PRを実施。メニュー開発およびイベントディレクションを担当(2010年)
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NHK子ども番組『クッキング・アイドル アイ!マイ!まいん!』スイーツ編DVDにて、ポップオーバースイーツ作りの講師として出演(2010年)
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第1回「都内産農林水産物を使用した料理コンクール」プロ部門にて受賞(2010年)「スプーンブレッド」にて香川県食材のPRキャンペーンを実施(2012年)
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韓国・全州市で開催されたユネスコ食文化都市フェスティバルにシェフ兼日韓コーディネーターとして参加し、全羅北道シェフ協会とMOUを締結(2017年)
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東武鉄道 月刊誌『とーぶ』にて、世界の料理やスイーツの解説、および家庭で楽しめるレシピ連載を担当(2017〜2018年)